多汗症の症状と原因を知る
現代社会において多汗症というのは気にされる方がとても増えています。
においに敏感な方が多く、自分で多汗症、ワキガなどではないかと思い悩んでしまっている方もいるでしょう。
体の内側からいいにおいにするサプリメントや、制汗剤、消臭グッズの多種多様さからもよくわかることだとおもいます。
多汗症というのは、そのまま字の意味で汗を普通の健康な方よりたくさんかいてしまう症状です。
原因はさまざまで、更年期障害のようなホルモンの乱れによるものから精神的なものによるものまであります。
総合して考えますと、代謝機能に何らかの異常が起きている状態です。
他の部分は冷たく冷えているのに、顔だけやたら暑くて汗をたくさんかいたり、
緊張した時に手やわきの下に大量の汗がでることがありませんか?
それが支障のない量であれば大丈夫なのですが、多すぎてハンカチや服にシミを作ってしまうぐらいビショビショなら
多汗症を疑ってみるとよいかもしれません。
原因をさぐってみて、しっかり改善していくことで症状は治療することができるかもしれません。
中には自分は多汗症に違いないと思い込んでしまっている方もいます。
そういった方も納得いくまで受診してみるとよいでしょう。
症状は自分にしかわからないとはいえ、実際に病名を判断するのはお医者さんです。
多汗症を漢方薬で治療しよう
今はダイエットやアルツハイマーへの効果がクローズアップされたこともあって漢方薬ブームともいえます。
しかしその歴史は長くて2000年とも言われています。
その間で培ってきた技術や知識の中には多汗症に効くとされる漢方薬ももちろん存在します。
漢方薬はまったく効かないプラシーボ効果だけの薬だと思っていませんか?
実際にプラシーボ効果であるところも無いわけではないのですが、その長い歴史はダテじゃありません。
本当に多汗症だけでなくとも色々な病気にたいして大きな効果を出し、結果を残しています。
効かないと言われる理由は自分に合っていない漢方薬を使っている部分が大きいのです。
ドラッグストアなんかでも手軽に入手できるようになっているので、パッケージに書かれた「多汗症」や「ワキガ」などの
名前だけで購入したりしていないでしょうか。
これらの物は効かないばかりか、副作用が出ることも覚悟して使ったほうが良いです。
元来漢方薬というのは、きっちりプロが判断して自分の為だけに調剤するオーダーメイド薬品です。
薬局やお医者さんに聞いても、自分で判断して使用したりするのは絶対やめてくださいといわれるはずです。
本当に多汗症を治療していきたいのであれば、まず専門家にきちんと自分に合わせて作ってもらうことからはじめてください。
多汗症に効く漢方薬
多汗症とひとくちにいってもそれぞれ原因も症状も、体質も、生活も違いますからこれを飲んだらすぐ治る。
と言うことは無いのはおわかりになったでしょうか。
自分によく合う漢方薬を見つけてもらう意味もありますが、参考までに病院で多汗症に対して処方される可能性のある
漢方薬の一部を紹介しますのでよろしければ合わせて見てください。
まず、柴胡桂枝乾姜湯と言うものがあります。これは体がポカポカして汗がどっとでたり、ホルモンの調子が乱れて
貧血を起こしたり心臓がドキドキしたりするのをおだやかに抑えます。
同じような名前のもので柴胡加竜骨牡蛎湯というものもあります。これは入っている生薬が一部同じですから名前が似ているわけですね。
あがり症なんかで緊張してしまって汗が出てしまう方に向けて、神経的なはりつめている状態を緩和します。
十全大補湯という漢方薬は本来多汗症の薬ではないのですが、病後の回復作用などもありますから合わせて使うこともあります。
これは中国で薬膳スープにも使われている漢方薬です。
また、八味地黄丸という漢方薬は体の調子を整えますから健康な状態になりつつ多汗症にも作用すると考えられる場合があります。
カーっとしてしまってイライラして汗が吹き出るような場合は黄連解毒湯というものもあります。
あなたの症状にぴったりと合うような漢方薬を探して、つらい多汗症を治していきましょう。